イノベーションの効用

2006年9月13日

研究

t f B! P L
イノベーションに関する書籍は多くあるが、学術論文をまとめ、論述されている点では、この書籍が、社会人にはありがたい。(『イノベーションの経営学―技術・市場・組織の統合的マネジメント』, NTT出版, 2004) 

 さて、イノベーションが組織に貢献するには、”プロダクト””プロセス”の形態がある。 

プロダクト・イノベーション 
新製品:市場シェアを獲得し維持する、また利益率を増大させる。 成熟製品:様々な非価格的要因-主に顧客が(価格より)利便性を求める。 既存製品:より優れたバージョンへと短時間で置き換える。 

プロセス・イノベーション 
他社よりも良い方法 で作る:日本企業の生産能力など。 他社が作れないものを作る:暗黙知、製造ノウハウ、企業秘伝の・・・。 さらに、”サービス・イノベーション”   より良いサービス(早く、安価に、高い品質)を提供する能力 
→サウスウェスト航空: 空港における待機時間の減少など。 

・・・何を何にどう新しくするかは、企業の文化、戦略に大きく依存する。

自己紹介

自分の写真
エンジニアの視点から、品質技法、解析技術、生成AIについて発信しています。 (シックスシグマ・ブラックベルト、MBA)

このブログを検索

最近読み返した過去記事

テクニカルマネジャーの役割 1/2

昔、係長、今、テクニカルマネジャー いやに便利な受け皿となっている役職であるが、この周辺の役職次第で組織は大きく活性化する。何より、課長、部長は日頃のあまりにも繁多な業務の中、そう思っているであろう。 職務を分担したり、肩書きを付けたりすることは、だんだん人間が働かなくなるこ...

ブログ アーカイブ

QooQ