反転

2008年3月25日

投資

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日本の株式は他のアジア諸国と同様にボラテリティが高く、ハイリスク、ミドルリターンの位置づけである。それもそのはずで、この20年の日経平均で40,000円弱もあり、はたまた8,000円弱もあり、変動率が高い。変動率が高い投資は、リターンを求めることができるが、リスクも高くなるため、主要な投資案件には入らない。

「トヨタの利益創出に変動がないのに、株価が乱高下する」とは、最もではあるが、それも相場。。。主要な投資案件に入りにくい日本の株式は、外国人にとっては、外国人の景気がよければ資金が入り、悪ければ、引き上げていくものである。

そもそも日本の株式市場の参入者は外国人比率が高く、サブプライムの問題で早急に資金が必要になれば、まず、ボラティリティの高い投資案件を引き上げる。それは日本の市場も含まれ、下のグラフのように、今年に入り、外国人売買の売り越しが目立ちはじめている(東証-投資部門別売買状況-売買代金ベースより計算)。


株価と為替との影響は、2003-2004にかけて株高円高、2005-2007/6ぐらいまでは株高円安、2007/6以降は株安円高となっており、国内株式のインデックスでは、2005-2007/6ぐらいまでは黄金期だったであろう(上海ショックもありましたが・・・)。

・・・何はともあれ、日本の株式市場は外国人に依存することが多いので、外国人の”買い”が入らないと株価は高くならないのである。

*本ブログは投資や投資に関する勧誘を意図するものではありません。
*投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願いいたします。

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