「見える化」から「繋ぐ化」― イノベーションマネジメントの進化形, アクセンチュア株式会社より

2010年8月4日

イノベーションレポート

t f B! P L
イノベーションを企業価値に転換することが求められている。[1]

例えば、内閣府が行った調査*を見ても、大きな話では、イノベーションのマネジメント(アイデア(発明)から価値産出、そして利益創出、再びアイデア―)をどのようにしていくかは大きな課題であり、やっかいなことには、昨今ではその変化やスピードが激しいことである。
*内閣府経済社会総合研究所が行った「サービス・イノベーション政策に関する国際共同研究」報告書の議題。


リーダーシップや協働はキーワードになり、多くのタスクが進められていく中、現場での課題のひとつは、「見える化」である。


製造現場に従事している方は、よく理解されている「見える化」であるが、これは、企業経営においては“売上”を高めることには寄与率は低い。


それは、“効率を高める”ためであるからである。


プロセスを見える化すれば、当該製品・サービスにおける課題に対し、プロセスの回転を高めるのか、削るのか、代替するのか、はたまたアウトソーシングするのかなど、選択肢は多い。


資料(参考資料[1])では、その「見える化」に加え、「繋ぐ化」が述べられている。

その「繋ぐ化」は5つから構成される。

  1. 技術とビジネスを繋ぐ
  2. 顧客と企業を繋ぐ
  3. 国・地 域を繋ぐ
  4. 企業同士を繋ぐ
  5. 社内の人と組織を繋ぐ



・・・ビジネスパーソンの力量が求められるようになりました。



詳細はこちら↓↓

<参考資料>
[1]「見える化」から「繋ぐ化」へ向かうイノベーションマネジメントの進化形~イノベーションマネジメントの進化形とは
アクセンチュア株式会社経営コンサルティング本部


<その他>
○「サービス・イノベーション政策に関する国際共同研究」成果報告書シリーズNo.1,3及び4
No.1―俯瞰工学に関する研究報告書
No.3―製造業のイノベーションマネジメントに関する研究報告書
No.4―金融工学に関する研究報告書
2010年3月,内閣府経済社会総合研究所,取りまとめは未来工学研究所

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